よく産後の方からこの言葉を聞きます。
助産師の本音はどうなんでしょう?
この記事は以下の方におすすめです
・これからお産を控えているけど叫んだりしたらどうしよう
・お産の時に助産師はどう思っているんだろう
・お産の時に大きな声を出してしまったけど大丈夫だったかな
・あんなに騒ぐと思っていなかったからどう思われているか心配
お産の時に騒いでしまった
大きな声を出した
夜間に大きい声を出してしまって他のお母さん方にも申し訳ない事をした。
と他のお母さんのことまで気にしてくださる方がいます。
全然気にしないでください。他の妊産婦さんは密かに応援してくれています!!
私たち助産師もお産中に声を出す事を全く気にしていません。
お産の真っ最中は声を出してもらってお産の進みをコントロールする場合もあります。
お産中ずっと声を出している方がいますが、声を出す行為より、声を出す事による体力の消耗と翌日の喉の状態の方を心配しています…。
なので痛い時は我慢せずに声を出しましょう!
すごい力で手を握っていた
むしろこれは嬉しいことです。
私達に触れるのが嫌じゃないという証拠でもあるので信頼されているなと感じます。
一緒にお産を乗り越えられるようにサポートするために必要なことであればなんでもします。
時々他の業務で抜けなければならない時があるので…その時は離してもらえると嬉しいです。
それか旦那さんにバトンタッチします!旦那さんもご協力お願いします!
叩いたり噛んだりした
私達ではなく分娩台を標的にしてもらったり、旦那さんに変わってもらいます。
お母さん自身も痛みでかなり辛いのでやり場がないんですよね…
陣痛中はどうしようもない事です!
痛みをどこかに放出したくなるのでどうしてもそうなる方が時々います。
どうしても何かを噛みたくなる方に対して私は濡らしたタオルを渡して対応してます!
痛みの開放の仕方は人それぞれ
上記以外にも陣痛の痛みの開放の仕方は人それぞれです。
でも私達は全て受け入れるつもりでお産に臨んでいるので助産師に身を任せてください。
どんな事をしても大丈夫です!
そのために助産師がいるので頼って欲しいと思っています!
医師や助産師はどう思っている?
医師は?
医師は助産師の様にお産にずっと付き添うわけではありません。
要所要所で現れる医師はほとんど気にしていません。
お産の途中で促進剤の使用や緊急帝王切開に切り替える際などに医師からの話があります。
そんな時に
と思っている医師が多いと思いますし、私達も旦那さんや家族に説明してもらえる様に促します。
だって陣痛の最中冷静に医師の話を聞くなんて無理ですから!!
助産師は?
もう慣れっこで日常茶飯事の事なので一切気にしていません。
でも新人さんがついてくれた場合は耐性が無くて緊張してしまう場面があるかも知れません。
新人でも勉強して実習でお産を介助して国家試験に受かった立派な助産師なので信頼してください。
お産の進行中に自分を開放してもらった時からお産は進みます。
自我が保てているうちはまだ産まれないかななんて思っています。
助産師さん仲間なら共感してくれるはずです。(笑)
こんな事言っているから助産師はなんだかスピリチュアルだとか言われるんですよね…。
申し送りの時とか何か言ってる?
もし自分が産婦さんと同じ立場だと気になることです。
何か言われているんじゃないかとか笑われてないかなとか。
一切そんなことはありません。
ひとりひとりの産婦さんとは大切ですが、そこまで気にして話している暇は正直無いです。
産婦さんを支えてケアをしながら看護記録をして…。あっという間に業務終了の時間になります。
なので何か言われているかなとかそんな事は気にせずに自分を開放してください
まとめ
私達、助産師や医師はお産の途中に自分を忘れてしまうくらいの姿になったとしても一切気にしません。
助産師はお産中のどんな姿でも受け入れてくれます。
そのための助産師です。
助産師としてはむしろ自分を開放して身を任せてくれている事に喜びを感じます。
赤ちゃんにもママの緊張が伝わるのでなかなか出てこれません。
緊張せずに助産師に頼りきって自分を開放して一緒にお産をしましょう!
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