【現役助産師が考える】助産師に向いている人と向いていない人の特徴について

助産師に向いている人むいていない人
Mwuiteruhito
助産師になりたいけど自分に向いているかなー。やってみて辞めるのも嫌だしなー

学生の方やお産を経験された方で助産師の仕事に興味を持ってくれている方がいると思います。

今回は現役助産師で助産師歴12年の私が客観的目線かつ周りの助産師へのインタビューを踏まえて助産師に向いている人と向いてない人について考えてみました。

目次

助産師に向いている人

人とのコミュニケーションが好きな人

これは必須です。むしろコミュニケーション能力があるだけで充分です。私自身、看護師の実習中に看護師になる未来がみえなくなりなんとなく助産師の資格をとってみよう!という軽い気持ちで助産師になりました。実際助産師になった時に自分の誇れる所はコミュニケーション能力だけでした。(笑)
しかし、本当にこれに尽きると思います。後述する事は後からでも自分のものにできると思います。
毎日ママや赤ちゃん、その家族と関わります。さらにスタッフ同士や産婦人科や小児科の医師、ソーシャルワーカーや心理士。常に誰かとコミュニケーションを取る必要のある仕事です

専門性を持って働いてみたい人

「助産師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子をいいます。

日本助産師会HPより引用 https://www.midwife.or.jp/midwife/about.html

この様に記載があります。妊産婦・新生児を対象にし、産科に特化しています。看護師にはマルチな能力が求められている現代。
しかし、助産師は妊産婦・新生児を対象にし、産科に特化しています。私自身産科にしか自信がありません。むしろ産科しかできないです。(笑)でもママが好きなので、助産師としてとことんこの道を極めたいなと思っています。

Miki
ここだけの話…子供は好きだけど新生児は苦手です。←こんな助産師もいますので安心してください。

自主的に動くことのできるエネルギーがある人

エネルギーと言っても表立って出でいて、見た目からエネルギッシュな人もいます。また、内側から滲み出るエネルギーを持っている人もいます。
単純に体力があってエネルギーがあるのも大事ですし、何か自分に出来ることはないかを常に模索していて内に秘めたパワーを持っていることも必要です。やる気があるとはちょっと違うけれど。助産師は自分からすすんで動ける人が大半だと感じています。

Miki
仕事でエネルギーを使う分休日はめちゃくちゃ寝ます。恥ずかしながら大半ベッドの上で過ごしてます…

人前で話す事が好きな人

助産師は本当に指導の場面が多い!
性教育、両親学級、授乳指導、沐浴指導、、、まだまだ沢山あります大勢を前にする時もあれば、数人単位の時もあります。
人前で話すの恥ずかしいし苦手だから助産師はやめておこうかな?と思った方!
だんだんと慣れます(笑)私も新人の頃は苦手でした。緊張するし相手の反応が気になるし…脇汗をかきながら必死に指導をしていました。
でも今は自分の指導を相手が受け入れてくれて、相手に変化が見られた時はとても嬉しく感じます。また、ママ達と接することでパワーを貰えるので人前で話すことにだんだんと抵抗がなくなってきました。

助産師に向いていない人

人とのコミュニケーションを取るのに必要以上に疲れる人

他人と関わるとすごくストレスを感じて疲弊してしまう人は長く助産師を続けるのは辛いかもしれません。毎日毎日多くの人と関わるのでかなりの負担になる可能性があります。少しでもストレスなく仕事をして欲しいなと思っています。

毎日刺激的な日々を過ごしたくない人

出来るだけ刺激のない平穏な日々を望んでいるのなら助産師の仕事はおすすめできないかもしれません。助産師のメインのお仕事であるお産は本当にひとりひとり違うものです。また、関わる人が多い分入ってくる刺激は毎日違います。正直、毎日が目まぐるしいです。なので平穏な日々を過ごしたいなーと思っている方は向かないかもしれません。

急な変化に対応するのが苦手な人

産科で特にお産は急に患者の状況が変わります。
さっきまでトイレに歩いていて笑って話していたのに10分後には赤ちゃんを産み終わっていたり、無事にお産が終わったと思っていたら大出血が起こりショック状態に急変してしまったり。一瞬で状況が変わるのが産科です。
もともとのんびりな性格でそういった変化への対応に苦手意識のある方は、よく自分自身の性格と特性を考えてみた方がいいかもしれません。
かといってお産は”待つ”姿勢が基本なので、のんびりな性格の方が助産師に向いていないわけでないと感じています。

向いているか向いていないかは働いてからでも遅くない?

私は助産師として働いてみてから向いているのか向いていないのかを判断してみてもいいと思います。
助産師の資格を取るのは簡単ではないし、かなりのお金がかかります。
でも人生100年時代の今。助産師の勉強をするのはたった1・2年です。
その費用だって助産師として1年働けばほぼ元が取れます
一回資格を取って働いてみる価値はある仕事だと思います。
現在、日本では女性しかできない仕事です。
恥ずかしながら私自身、助産師は向いてない!辞めてやる!と3年目位まで思っていました。
でもここまで続けてきたのはママが好きで助産師の仕事を誇りに思い、好きになれたから。
今は一生続けていきたい仕事です。

Miki
迷っていたら思い切って助産師の世界に踏み込んでみるのもありだと思います。人生無駄な事はひとつもないので迷っていたら是非チャレンジしてみてください!
辛かったらその時にやめてしまうのもありだと思っています!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
助産師に向いている人むいていない人

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