【助産実習が辛い】分娩介助は怖い?助産師は厳しい?助産実習の乗り越え方8選

実習が不安 助産実習の乗り越え方

助産師の道を進んでいると避けては通れないのが臨地実習での分娩介助です。助産師の国家試験の受験資格要件に分娩介助10例以上という条件があります。 
参考:厚生労働省「助産師教育について


助産師の臨地実習は実際どんなものであるかを私の体験談を交えてお伝えしたいと思います。
この記事は以下の方におすすめです。

・助産実習が辛くて嫌だ
・助産実習が不安
・指導の助産師が怖い
・助産実習に行きたくない
・助産師になりたいと思って頑張っているが辛い

目次

助産実習が大変な理由

レポートなどの記録物が大変

事前学習に情報収集用紙、分娩の記録。そして受け持ち患者の記録に日々の行動計画とその振り返り。数えきれない程の記録物がありますよね。今も実習生は頑張ってますよね!!
実習が終わって息つく暇もなくすぐ記録。そして記録がなかなか終わらない。わからないことだらけなので調べ物をしながら、、終わりがみえなくて寝落ち。って私だけですかね。集中力のない時はダラダラ朝方までやることもしばしばでした。

分娩が怖いし大変

10件分娩介助を行わなければいけないので分娩の進行を予測し、お母さんのケアを行い分娩介助をします。その間一緒に分娩担当の指導助産師さんが付いてくれます。実習指導者がついてくれていたとしてもかなりの緊張です。
分娩に入るにはその日受け持つ産婦さんの情報収集をして、アセスメントを行い、助産診断をします。それを実習指導者に行動計画と共に共有してやっとケアに入ることができます。ケアに入れたとしてもどんどん状態の変化していく産婦さんを適宜アセスメントして分娩予測をします。
そしていよいよ分娩介助に至ることができます。分娩介助の練習もたくさんしてきて回旋も勉強したのにすっ飛びます。でもちゃんと自習指導者がついているから大丈夫です。

Miki
「羽織り」この言葉は助産師界隈以外で使うんですかね。分娩がある程度自立するまで担当の助産師に分娩介助時に手を添えてもらいます。
1件目はプチパニック。何が起きているかわからないまま終わりました。でもお母さんに感謝されるし自分は興奮と緊張が解けたのとで大号泣したことを覚えています。

眠れない

オンコール体制で分娩を待つので寝られません。最近はオンコール体制を受け持ちの分娩だけに限定している学校も多いですね。だとしてもいつ受け持ちの産婦さんがくるかドキドキ。そして日々の記録。まあ寝られません。(笑)

Miki
私の場合病院の隣接している施設に月曜〜金曜まで泊まり込みでした。3人で実習に臨んでいました。分娩がある度に3人セットで出動でした(笑)ベビーキャッチと外回りと直接介助。1人13例ほど介助させて頂いたので後半はスタッフ同然の動きをしていましたね。3人で給料くれよって騒いでました。

コミュニケーションが大変

患者さんとの応対に慣れないうちは、コミュニケーションに悩む方も少なくありません。
また、お産を10件取るので実習に行くたび違う患者を受け持たなければなりません。それに加えて実習指導者もその時で違います。そのため、コミュニケーションが大変と悩む方も多いと思います。
しかし、「辛いことがあるなか、患者さんが優しいことが救いだった」という声がとても多かったのも事実です。実習にも慣れてくると、患者さんに救われる経験が増えてくるので慣れるまで頑張れたらと思います。

厳しい助産師がいる

命を守っている以上厳しい対応になってしまう助産師がいます。
2つの命を守っている現場だけに、緊張感を持って欲しいとの想いで厳しく指導する担当者が多いのが実習の特徴。
自分自身もそうですが、助産実習で辛い思いをしただけに、「自分が実習指導者になることがあれば助産師として優しく、学生の理解が得られるような指導をしたい」と思っている助産師が多くいると思います。
指導者側の厳しさの中に愛があればいいんですが、誤解を招いてしまうほど学生につらく当たるのは好ましくないと思っています。最近は減ってきてはいますが…まだまだ厳しい助産師がいるのが現状ではあります。

助産実習の乗り越え方

友人や実習仲間に頼る

実習指導者は怖いし、患者さんとは距離感を掴めないし、寝られない…。そんな状況のときに、頼りになるのはやっぱり仲間です。実習生のみんなと仲良くなり、みんなの大変だったことを話し合ってすっきりし、実習期間を乗り切ったので仲間を大切にして欲しいです。仲間とおしゃべりしリセットしたら「明日からまた頑張ろう!」と思えました。なので本当に仲間は大切です!!!

ストレスの発散方法を見つけておく

ストレス発散方法を見つけておく事が大切です。サウナに行く、友達とおしゃべりする、買い物にいく、彼氏に会うなど…。自分が何をしたらリフレッシュ出来るのかを把握しておくと週末にリフレッシュしてまた実習に臨めると思います。

私は寝る事でした…。本当に実習期間は疲れるので自分のベッドでたくさん寝ることが幸せでした!

実習中に記録物を終わらせる

難しいとは思いますが、この気持ちで実習に臨むのが大切です。空き時間ができたら仲間とおしゃべりするのではなく、記録に集中しましょう。助産実習は期間が長く、提出期間も長いです。しかし、その期間に甘えていると実施したケアの内容も忘れるし、記録がどんどん溜まります。なので実習期間で記録を終わらせる気持ちで臨みましょう。

休む時はしっかり休む

切り替えが大事です。週末などはしっかり休みましょう!助産実習は、長時間の立ち仕事や体力的にきつい業務が多いため、自己管理を徹底することが大切です。十分な睡眠や栄養、運動を心がけ、体調管理に気を配りましょう。だらだら記録物をやって睡眠を疎かにすると体調を崩しかねません。休むときは休むという切り替えを大切にして欲しいです。

Miki
私はだらだら記録をやってしまうタイプでした。なんだが週末も休んだ気になれなかったので切り替えを大切にして欲しいです。

実習が終わった時の楽しみをつくる

実習が終わったら旅行に行くや推しに会いにライブに行く、彼氏に会うなどと楽しみを作りましょう!実習が終わった後の楽しみがあるとなんとか乗り越えられます。
助産実習は期間が長いので終わった瞬間の達成感はすごいです。その達成感とともに実習終わりの楽しみを目標にして自習を乗り越えて欲しいです。

実習担当の先生に相談する

どうしても乗り越えられなさそうで精神的に辛くなったら迷わず学校の実習担当の先生に相談しましょう。実習の乗り越え方や今後の方針を相談できます。助産師になりたいと思って臨んだ実習ですが、自分にあっていないかもしれない。責任が重すぎて辛いなどという気持ちになるかもしれまえん。仲間に相談しても解決しないときは先生に相談しましょう。先生の経験から自身にあったアドバイスをくれるかもしれません。

まとめ

助産師実習は、未経験者にとっては初めての現場での業務となるため、最初は不安があると思います。しかし、コミュニケーションや適切な休息を心がけることで、より充実した実習を過ごすことができます。また、仲間や先生、実習指導者に支えられて乗り越えた実習は自分の自信につながります。

助産師学生は、実習の中で、実践的なスキルを身につけることができます。しかし、実習中でさえ、緊張感や責任感が求められることもあります。実習指導者や教員からのフィードバックを受け取りながら、仲間とともに実習を乗り越えてもらえたらと思います。

Miki
とても大変ですが、助産師に1歩ずつ近づいている感覚の持てる実習期間になると思います!無理せず自身の心身を大切にして実習を乗り越えてください!読んでくださりありがとうございました!
実習が不安 助産実習の乗り越え方

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